福井県営陸上競技場に設置された「9.98スタジアム」を示す大型サインボード=5月27日、福井県福井市

 陸上男子100メートルの桐生祥秀選手が日本人初の9秒台となる9秒98を記録した福井県営陸上競技場(福井市)に、競技場の愛称「9・98スタジアム」を示す大型サインボードが設置され5月27日、除幕式があった。今秋の福井国体などで「陸上競技の聖地」を全国に発信する。

 ⇒【画像】メッセージを送る桐生選手

 愛称は昨年9月の新記録誕生を受け県が今年2月に決めた。ボードは縦11・5メートル、横6・7メートルの大きさで、競技場正面左側の外壁に設けた。競技場のトラックと同じオレンジ色を背景に、トラックを表現した「9・98」のロゴをデザイン。ロゴの縦の長さは桐生選手の身長と同じ176センチで、デザインには好記録が連鎖して生まれるようにとの願いが込められている。鯖江市のデザイン会社「TSUGI」の新山直広代表らが手掛け、仁愛女子短大の西畑敏秀教授が監修した。

 除幕式では、ボード前で西川一誠知事や山本文雄県会議長、福井陸協の八木誠一郎会長、陸上競技の国体強化選手ら9人がテープカットした。競技場内で西川知事が「県内の多くの選手がこのスタジアムで切磋琢磨(せっさたくま)し全国、世界へ羽ばたいてほしい。全国の選手にも大会や合宿で使ってほしい」とあいさつした。

 桐生選手の「競技場の愛称を『9・98スタジアム』としてデザインを新たにされたことを光栄に思います。多くの選手がこの競技場で素晴らしい記録を打ち立ててくれることを期待しています」とのビデオメッセージがスクリーンに流れた。

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