福井ミラクルエレファンツー巨人3軍、6回巨人2死二塁、福井先発の高平廉都(左から2人目)が田島洸成(右)に適時三塁打を浴び1ー2とする=5月27日、福井県越前市の丹南総合公園野球場

 ルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツは5月27日、福井県越前市の丹南総合公園野球場で巨人3軍と戦い、1―6で敗れた。引き分けを挟み5連敗。通算14勝9敗1分けで西地区2位。首位信濃グランセローズとは2ゲーム差に広がった。次戦は31日午後6時から、福井市の福井フェニックススタジアムで石川ミリオンスターズと戦う。

巨人
000 015 000…6
000 100 000…1
福井

 幕切れもあっけなかった。5点を追う九回。先頭の片山雄哉が四球で出たが5球で2死となり、最後は山根弘太郎が初球を打って投ゴロ。ここ最近の貧打は解消されず、白星なしで3連戦は終わった。

 均衡を破ったのは福井だった。0―0の四回。片山が右中間席に先制弾を放り込んだ。初球の速球を捉えた打球は「いい感覚。いったと思った」(片山)。「何とか突破口を開きたかった」という一発で、5試合ぶりの先制点をもぎ取った。

 だが、打線に火は付かなかった。早いカウントから振っても、捉えられない。追い込まれたら、あえなく三振。「技術の問題もあるが、打席での工夫が足りない」と田中雅彦監督。この3連戦はわずか3得点と沈黙。改善の兆しは最後まで見られなかった。

 対照的に巨人はここ一番の集中力が違った。同点の六回には2死から4安打を集め5点を奪取。3試合でマスクをかぶった片山は「簡単にアウトにならない。ミスショットをしないし、追い込まれてからも粘り強い」と素直に力の差を認めた。

 完敗に終わったが、糧にしなければならない。前期も残り10試合。指揮官は「いい壁だと思ってやるしかない。一つのきっかけで変われるはず」と懸命に前を向いた。

関連記事
あわせて読みたい