「現代龍馬学会」で龍馬が福井藩重臣に宛てた書状を紹介する福井市立郷土歴史博物館の角鹿尚計館長=5月26日、高知市

 坂本龍馬の思想や行動に学ぶ「現代龍馬学会」が5月26日、高知市で開かれ、特別講演した福井市立郷土歴史博物館(福井県)の角鹿尚計館長は、龍馬が福井藩重臣に宛てた書状を紹介し、当時の福井藩が龍馬と密接な関係にあったと説明した。

 第10回を迎える今年は「明治維新150年~龍馬が目指した新国家~」がテーマ。5人の研究者らが講演し、県内外から研究者やファンら約75人が参加した。

 書状は昨年初公開されたもので、龍馬が大政奉還後の新政府樹立のため「新国家」という言葉を使いながら福井藩士の出仕を懇願する内容。角鹿館長は「龍馬は福井藩の一員のような存在だった」と話した。

 最後に「日本を取り巻く北東アジアの緊張感は最大限に高まっている。このような時こそ、龍馬の生きた激動と変革の時代に学び、悔いの残らない道を確実に歩んでいきたい」との宣言文を読み上げて閉会した。

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