福井県庁=福井市大手3丁目

 福井しあわせ元気国体・元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)に向け福井県は5月23日、県内全市町で採火した炬火(きょか)を一つにする集火イベントを9月1日に福井市のハピテラスで行うと発表した。各市町の代表者が炬火を持ち寄り、障害のある人とない人が参加する見込み。同日の県民スポーツ交流期間スタートに合わせ、国体・障スポの成功と融合の機運を盛り上げる。

 炬火は五輪の聖火に当たり、国体・障スポ開催の象徴となる。9月29日の国体総合開会式で福井市の9・98スタジアム(県営陸上競技場)の炬火台に点火、総合閉会式で分火し、障スポの開会式に引き継ぐ。

 各市町は今年1~8月にかけて炬火イベントを実施。昔ながらの道具を使い、木と木の摩擦熱で火をおこす「マイギリ式」を用いるなど、特色ある内容で住民の参加意識を高めている。

 各地の伝統・恒例行事に合わせて行う市町もあり、越前市は1月の越前打刃物の初打ちや、今月3日の岡太神社・大瀧神社の「1300年大祭」などで採火し、8月に一つにまとめる。高浜町は「若狭たかはま漁火想(いさりびそう)」、おおい町は「若狭おおいのスーパー大火勢(おおがせ)」といった火にまつわる催しで企画している。坂井市、勝山市など4市町は炬火リレーを実施する。

 また、県は第8回県障がい者スポーツ大会を含む障スポのプレ大会(6月9、10、17日)に、計1640人の選手が参加すると発表した。個人6競技と団体7競技で熱戦を繰り広げる。県庁で23日行った記者会見で西川一誠知事は「国体・障スポのテーマである融合の実現、成功に向け、プレ大会の会場に足を運んで」と呼び掛けた。

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