新曲「恋町カウンター」をPRし、恋町ダンスのポーズを決める演歌歌手の竹島宏さん=福井県福井市の福井新聞社

 2017年7月にデビュー15周年を迎えた福井県福井市出身の演歌歌手、竹島宏さん(39)が約1年ぶりにリリースした通算21枚目のシングル「恋町カウンター」の歌唱に合わせて踊る「恋町ダンス」が斬新で独創的と話題を集めている。手足を素早く動かす振り付け、軽快なステップ、ターン、コミカルなポーズなど、男女の恋模様を描いた曲の雰囲気を盛り上げている。このほど福井新聞社を訪れ「全国の皆さんと一緒に、恋町ダンスを踊ることが夢」と笑顔を見せた。

 「ここまでアップテンポで明るい歌はデビュー曲以来」と竹島さん。これまでの落ち着いた歌唱スタイルから一変、激しく踊りながら笑顔を絶やさず歌っている。新曲は「恋を待つ」「恋する町」を掛け合わせタイトルにしたリズミカルな歌謡ポップ。酒場で出会った男と女の恋の駆け引きを描き、サビの「ちょっとくらい酔っていいさ(中略)もたれたい肩を探してる」との歌詞に、2人が徐々に近づいていく情景を浮かび上がらせる。前作「月枕」に続き、作詞を松井五郎さん、作・編曲を都志見隆さんが手掛けた。オリコン演歌・歌謡シングルランキングで6作品連続初登場1位を記録した。

 激しく動くダンスに「初めて挑んだ」。当初は、サビの歌詞にかぶせた簡単な振り付けだったが「最初から最後まで踊ってほしい」との振付師の提案を受け、「丸3日間のレッスンでやっと覚えた」と笑う。新曲初披露のステージでは「お客さんが驚き大笑いしているから、ちゃんと歌を聴いてもらえているのかな」と戸惑いも。「今は一緒に踊って楽しんでくれる」と、ダンスで曲の主人公になりきり、世界観に浸ることができたと説明する。

 福井市内でこのほど開かれた公演でも、満員のお客さんと恋町ダンスを踊り熱唱した竹島さん。「新境地の一曲になった。ダンスは簡単に覚えられるので、一緒に踊りましょう」と話していた。ユーチューブでは振り付けのポイントなどを紹介している。

 「恋町カウンター」はカップリング曲を変えたA、B盤があり、ともに女性の切ない気持ちを表現している。テイチクエンタテインメントから発売。1300円(税込み)。

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