恐竜化石の図柄が施された福井県のナンバープレート=5月22日、福井県庁

 国土交通省は5月22日、全国41地域に導入する図柄入り自動車用ナンバープレートのデザインを公表した。各地の名産品、景勝地などを配した。10月ごろから順次、交付する。「走る広告塔」として地域の知名度アップに期待がかかる。福井県のデザインは、勝山市で発見された肉食恐竜「フクイラプトル」の骨格化石。県が昨年、一般公募して363点の中から決まった。国土交通省のホームページで、全国代表6地域の一つとして紹介されている。

 新しい地名を表示する「ご当地ナンバー」で「知床」(北海道)「出雲」(島根)など17地域の追加も決定した。図柄とセットでの導入で、2020年度の交付を予定している。

 図柄入りナンバーは、住民にアンケートをするなどしてデザイン案を作成。図柄や色彩で、数字などが読み取りにくくならないか、国交省が確認していた。石井啓一国交相は記者会見で「地域の魅力発信につながると期待している」と述べた。

 「仙台」は七夕飾りや戦国武将の伊達政宗像がモチーフで、「新潟」は万代橋の夕焼け、特別天然記念物のトキを組み合わせた。「京都」は天橋立や五重塔、「熊本」はPRキャラクター「くまモン」をあしらった。

 希望者に交付され、数千円程度の手数料がかかる。白黒のほか、千円以上の寄付金を払えばカラー版となる。寄付金は自治体が観光振興、道路整備に活用。事業用は緑色、自家用軽は黄色で縁取りする。

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