庭園に産み付けられたモリアオガエルの卵=5月22日、福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺

 福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺境内で、モリアオガエルの産卵が始まっている。白い泡に包まれた卵が水辺の枝に複数付けられ、緑鮮やかな庭園に初夏の風情を醸し出している。

 本堂西側にある心字池(しんじいけ)で5月22日、ツツジの枝などにこぶし大の六つの卵塊が確認された。県自然保護センターによると、雌が出した体液を雄がかき混ぜて泡を作り、一つの塊の中に200個以上の卵を産み付ける。卵は1週間ほどでふ化し、オタマジャクシとなって池に落ちる。

 高橋友峰住職(70)は「産卵は例年より早めで、数が年々増えている。(同寺風物詩の)ハナショウブが咲き始める季節の到来を感じさせるね」と話している。

 
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