イラスト・小林孝文

 「ぶつぶつが出た!」。医学的には発疹(ほっしん)と言い、いろんな形のものがさまざまな原因で出ます。小学1年生になるまでの子どもやその保護者にとってはおなじみではないでしょうか。対応を急ぐ時とそうでない時は、どうやって見分ければいいのでしょう。

■眠れるか、食べられるか

 まず、眠れるか? 食べ物を飲み込むことができるか? これができているなら病院に駆け込む心配はありません。

 生後半年過ぎに、3日間ほど発熱し、その後首から胸にかけて赤い発疹がでたら、それは「突発性発疹」。同じようなケースで、治りかけに発疹がでるウイルス感染(風邪)は20種類以上あります。多くが、発疹を指で押すと赤みが消えるのが特徴です。

■皮膚 きれいに保って

 水ぼうそうでは全身、とびひでは肘や膝など、手足口病は名前の通り手のひらや足裏、足首などの皮膚の表面に水ぶくれができます。救急にかかる必要はありませんが、かゆがる場合はかいてしまうと一層広がるので、病院に行ってかゆみ止めをもらいましょう。水ぼうそうやとびひなら、よく効く薬があります。

 発疹がある時には、皮膚をきれいに保つのが基本です。少々熱があっても、さっとせっけんを使って流すとよいでしょう。でもお風呂で100まで数えるなんてことはやめてね。熱も上がるし、かゆみが一層強くなりますから。(福井県小児科医会・津田英夫)

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