相手の重心があるへそ周辺で両手を組み、引っ張ると動かしやすい

 災害時や山登り中などに、誰かがけがをして倒れていたらどうする? 古武術を応用した救出術を使えば、女性や子どもでも大人の男性を安全な場所に運べる。

 倒れている人を起こす場合は、相手の首の下に腕を差し入れ、手の甲を上にして引き起こす。腕力ではなく体幹の力を使うためだ。運ぶときは、倒れている人の背後から手を回し、相手の重心があるへそ周辺で両手を組んで引っ張ると、わずかな力で動かせる。

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 アウトドアの知識を生かした防災術を全国で広めている、あんどうりすさん(東京)。2003年に始めた講演は今では年間100回以上を数える人気ぶりで、福井県内でも講師を務めた。講演の中から、古武術を応用した救出術を実演してもらった。

 
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