給与削減に断固反対の方針を確認し、ガンバロー三唱する福井市職員労組の組合員ら=5月17日夜、福井県福井市の県繊協ビル

 2月の記録的大雪の影響で福井県福井市の本年度の財源が不足する見通しとなり、市から職員給与10%削減の提案を受けた市職員労組は5月17日夜、同市の県繊協ビルで緊急集会を開き、反対方針を確認した。18日に市に反対の申し入れを行う。

 本年度予算で約13億円の一般財源が不足する見通し。市はそのうち約8億円について、全常勤職員の給与10%、管理職手当10%、特別職報酬20%を7月から来年3月まで9カ月間削減することで賄いたい考え。8日に市職員労組に提案した。

 集会には組合員約160人、自治労福井県本部などから約20人が参加した。福井市職員労組の野田哲生委員長(45)が「大雪で頑張った職員に対してあまりにも合理性のない提案。給料に手を付けることは断固として容認できない」と訴えた。18日に、労使合意のないまま給与削減に関する議案を議会に提案しないことや、今回の提案の撤回などを申し入れる。

 市は大型事業の先送りなどにより、不足分13億円のうち約5億円の財源を捻出する方針。「多年度にわたる事業先送りや凍結は、サービスの低下など市民に負担を強いることになる」とし、本年度中の財源不足解消に理解を求めている。

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