岸田文雄与党PT座長(右から4人目)に要望書を渡すあわら市会議員ら=5月14日、自民党本部

 福井県あわら市議会と石川県加賀市議会は5月14、15の両日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)座長の岸田文雄自民党政調会長らに対し、北陸新幹線の大阪までの早期全線開通と県境の国道8号4車線化を要望した。岸田座長は北陸新幹線敦賀―新大阪間の建設財源について「党として努力していく」と述べた。

 あわら市議会の森之嗣議長ら8人が参加。岸田座長への要望には稲田朋美衆院議員と滝波宏文参院議員が同席した。「敦賀以西ルートは金沢―敦賀間が開業したらすぐに着工できるよう、早期の財源の議論が必要」と訴え、与党PT会合を開くよう求めたのに対し、岸田座長は「現実的にどう予算を獲得できるか。知恵を出していかなければならない」と応じたという。

 県境の国道8号4車線化については、要望を受けた秋元司国土交通副大臣は「まずは『逃げ道』をつくる調査を進める。必ず4車線というのではなく、現場を見ながら対応していきたい」と述べた。他の同省幹部は「一度に4車線化は難しいので、まず除雪のために道路を拡幅する場所をいくつか造り、並行して事業化に向けた手続きを進める方法もある」と話したという。

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