雲城水で冷やされ涼感たっぷりのくずまんじゅう=5月14日、福井県小浜市一番町の伊勢屋

 小浜の夏の銘菓「くずまんじゅう」が、福井県小浜市内の菓子店に並んでいる。同市一番町の老舗菓子店「伊勢屋」では、つるりとした涼しげなくずまんじゅうが地下水の「雲城水(うんじょうすい)」の中にずらり。優しい甘さとなめらかな舌触りを求め、県内外から多くの人が訪れている。

 同店は1830(天保元)年創業の老舗。明治初期から製造しているくずまんじゅうは店の看板商品だ。4月中旬から販売を開始。ピーク時のお盆には1日約5千個以上作るという。

 今年は若狭地方と奈良、福岡両県の3種類のくずを混ぜ合わせて作っている。地下からくみ上げた雲城水を使っての製造がこだわりで、あんやくずの本来の味を引き立てている。

 優しい口溶けとすっきりとしたのどごしが特徴で、5代目店主の上田藤夫さん(65)は「小さい子どもからお年寄りまで楽しめる。素材のおいしさを追求したくずまんじゅうをぜひ、味わってほしい」と話している。1個120円で、定休日は水曜。

 
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