火星で飛行させるヘリコプターの想像図(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は11日、地球以外の惑星で飛ぶ初めてのヘリコプターを2020年に火星に向けて打ち上げると発表した。21年に到着させ、地球よりもはるかに薄い火星の大気中でも、飛行が可能かどうかを検証する。

 火星の重力は地球の3分の1で、この点は飛ぶのに有利だが、大気の密度が100分の1程度と小さいため、羽根を回転させて機体を浮かせるための揚力を確保するのが難しい。このためNASAは羽根の回転数を10倍に上げるなどの工夫を凝らす。

 ヘリコプターの大きさはソフトボールほどで2キロ弱の重さ。羽根は太陽電池の電力で動く。

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