新たにふ化した3羽目(左上)と4羽目(左下)のひな。個体を識別するためマーキングしてある=5月10日、福井県越前市中野町(福井県提供)

 福井県は5月10日、福井県越前市白山地区で飼育している国の特別天然記念物コウノトリのペアが温めていた卵がふ化し、新たにひな2羽が生まれたと発表した。このペアが今年産んだ4個の卵全てが、無事ふ化した。

 飼育スタッフ2人が同日、同市中野町の飼育ケージに入り、午前8時35分ごろに3羽目、午後1時5分ごろに4羽目のひなを確認した。

 ひなは4羽とも元気な様子で、先に生まれた2羽は頭を活発に動かし、餌をねだっている。親鳥の雄「ふっくん」と雌「さっちゃん」が、交代で餌のドジョウを吐き戻して与えているという。

 ひなは1羽目が今月7日、2羽目は同8日に確認された。県は、4羽の状態を見ながら6月下旬にDNAで雌雄を判別する。順調に成長すれば、7月中旬から下旬に巣立つ見込み。

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