大飯原発の中央制御室で、4号機の制御棒を引き抜くレバーを操作する運転員=5月9日午後5時、福井県おおい町大島(代表撮影)

 5月9日に約4年8カ月ぶりに再稼働した、福井県おおい町の関西電力大飯原発4号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)は10日午前3時、原子炉内で核分裂反応が連続する「臨界」に達した。順調にいけば、11日午後5時ごろに発電・送電を開始し、14日ごろに100%出力でフル稼働する。原子力規制庁の最終検査を経て、6月上旬に営業運転に移行する予定。

 9日午後5時に原子炉を起動した大飯4号機は、核分裂をコントロールする29本の制御棒を段階的に引き抜き、原子炉内の核分裂の連鎖反応が維持されるようホウ素濃度を調整しながら作業を進めた。起動から10時間後、予定通り臨界に達した。

 新規制基準に適合した県内7基のうち、40年超運転を目指して安全対策工事を行っている美浜3号機など3基を除いた4基が運転状態となっている。
 

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