大飯原発4号機の再稼働反対などを訴えてデモ行進する反原発団体のメンバーら=5月9日、福井県おおい町大島

 関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が再稼働した5月9日、県内外の反原発団体などはおおい町大島の同原発周辺で抗議活動を展開した。約100人(主催者発表)がデモ行進したほか、再稼働中止と原発全廃を同社に申し入れた。

 反原発団体でつくる「オール福井反原発連絡会」などの呼びかけで実施した。同日夕の原子炉起動を控え、正午すぎに同町の塩浜海水浴場付近を出発。「大飯原発を止めろ」「電気は足りている」「住民の安全安心を脅かすな」などと訴えながらデモ行進した。

 大勢の警察官らが警備する中、同原発ゲート前に到着するとシュプレヒコールを上げた後、「若狭の原発を考える会」の木原壮林さん(京都市)らが関電社員に申し入れ書を手渡した。

 また同日、福井市の県庁前では、再稼働に反対する県民ら約30人が抗議行動を行った。

 「おおい原発止めよう裁判の会」と「避難計画を案ずる関西連絡会」は、「30キロ県内はもとより関西一円の住民の声明と安全を脅かす再稼働を断じて許すことはできない」などとする抗議声明を発表した。

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