福井県おおい町役場=同町本郷

 福井県おおい町が町内の女性宅の水道料金を、16年余りにわたり過大徴収していたことが5月9日、分かった。水道メーターの設置箇所が特殊だったが、それに応じた適正な徴収がされず、隣家の料金が上乗せされ続けていた。町は既に過大徴収分と利息の計127万5021円を返還している。

 過大徴収があったのは女性宅の1世帯で、期間は2001年9月~18年1月。今年2月、身に覚えのない高額の水道料金を疑問に思った住民が町に調査を依頼して発覚した。これを受け、町は16年余りの過大徴収分93万2880円と、月ごとの利息5%分の計34万2141円を3月に返還した。

 町によると、上水道配水管から各住宅へは本来、1本の給水管でつながなければならない。今回のケースは給水管が水道メーターにつながった後、隣家に配管が枝分かれしていた。このため隣家が利用した水道料金が女性宅の料金に上乗せされる形となった。隣家の配管には別のメーターがついていて、正規の料金が徴収されていた。

 町は特殊な配管のつなぎ方に応じ、隣家宅の料金を差し引いて徴収する必要があったと認め「再発防止に努めたい」としている。
 

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