牧草地に放たれ、気持ちよさそうに歩く乳牛=5月9日、福井県勝山市平泉寺町大矢谷の県奥越高原牧場

 福井県の大野、勝山両市にまたがる県奥越高原牧場の乳牛が5月9日、約半年ぶりに放牧された。畜舎で冬を越した牛たちが待ちわびた日。「モォ~」と大合唱しながら外へ飛び出し、広々とした牧草地を駆け回った。

 県内の酪農家から買い取った子牛を約2年間育て、妊娠させて再び酪農家に販売している。自由に動き回り栄養豊富な青草を食べることで、足腰の強い健康な牛に育つ。

 この日は計117頭が月齢ごとに放された。牛たちは後ろ足を蹴り上げたり、頭を突き合わせたりと大興奮。ひとしきりはしゃいだ後は、のんびりと牧草をはんでいた。

 牧草地は標高400~700メートルにあり、広さ約200ヘクタール。放牧は11月中旬まで。

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