焼け跡を調べる消防署員ら=5月8日午後4時45分ごろ、福井県あわら市温泉4丁目の「べにや」

 福井県あわら市温泉4丁目の老舗旅館「べにや」が全焼した火災で、県警あわら署と嶺北消防本部は5月8日、3日連続で実況見分を行った。消防庁消防研究センターの職員5人を含む42人態勢で、火元とみられる大広間があった本館を中心に調べたが、出火原因は特定できなかった。

 この日の作業は午前9時半~午後5時。前日に引き続き、激しく燃えた本館を中心に調べた。燃えた状態がひどい上、屋根の残骸などの障害物も多く調査は難航しているという。同センター職員は「本館が火元との見方が広がっているが、あらゆる可能性を視野に調べていきたい」と話した。実況見分は9日も行われる。

 火災は5日午後0時50分ごろ発生、いずれも木造2階建てで国登録有形文化財(建造物)の本館、中央館、東館の計約3100平方メートルを全焼した。

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