足羽川で始まった「毛矢の繰舟」で、水上からの景色を楽しむ親子=5月6日、福井県福井市の九十九橋付近

 足羽川を小舟で渡り江戸時代の風情を味わう「毛矢の繰舟」の運航が5月6日、福井県福井市の九十九橋付近で始まった。乗船した家族連れらは、爽やかな風を受けながら水上からの景色を楽しんだ。

 繰舟は、武士らが足羽川左岸から右岸にある福井城下に渡る手段として、現在の幸橋付近で運航されていたという。県民や観光客に、福井の歴史や足羽川に親しんでもらおうと、県が2015年から小舟を使って再現。4年目の今年は、秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会(障スポ)期間中に集中運航し、全国から訪れる選手らにも体験してもらう。

 この日は晴天に恵まれ、多くの親子連れらが10分ほどの乗船を体験。福井市社北小3年の塚本隆生君は「最初は少し怖かったけど楽しかった。(九十九)橋を下から見ると大きく感じた」と満喫していた。

 今年の運航は日中(平日午前9時~午後3時、休日午前10時~午後4時)が9月29、30日、10月1~8日、13~15日、夜間(午後6時~同9時)は8月3日、10月6、7日に予定している。乗船無料。天候や水位次第で中止する場合がある。開催状況は県河川課のホームページで確認できる。

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