強盗事件発生を受け、隣の幾久公園で草むらを調べる捜査員=5月4日午前7時25分ごろ、福井県福井市大宮2丁目

 ゴールデンウイーク(GW)さなかの市街地に、パトカーのサイレンが鳴り響いた。強盗被害に遭ったガソリンスタンドは通称フェニックス通り沿い。福井県立歴史博物館や幾久公園も近く、親子連れから高齢者まで人通りが多い。

 ⇒福井のガソリンスタンドで強盗

 犯人は逃走しており、中学生の娘がいる近くの主婦(48)は「子どもが付近を通ることがあるだけに、犯人がどこに潜んでいるか分からず怖い」と不安げな様子。午前8時すぎに幾久公園に集まってきたグラウンドゴルフの老人クラブメンバーは、わずか2時間前に公園の隣で事件があったことを知り「まさかこんなところで」と顔を見合わせて絶句した。

 約130メートル先の道向かいには新築移転されたばかりの幾久交番があり、別の男性(69)は「交番の近くなのに。犯人は地理には詳しくないのかも」と話した。

 現場周辺では、福井署のパトカーが、強盗事件の発生と外出の際に注意することなどを呼び掛けながら巡回。店の周囲には規制線が張られ、捜査員は幾久公園内の茂みを確認するなど物々しい雰囲気に包まれた。

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