福井工大福井―坂井 延長11回表坂井2死二塁、帰山慎の適時打で5-4と勝ち越す=5月3日、福井県営球場

 【第140回北信越地区高校野球福井県大会準決勝・坂井5―4福井工大福井】

 坂井の粘り勝ちだった。四、八回と福井工大福井に2度追いつかれ、嫌なムードだったが延長十一回に勝ち越し、接戦を制した。

⇒坂井が福井工大福井下し北信越へ

 同点で迎えた六回2死満塁、畑岸滉が走者一掃の中越え三塁打を放ち、4-1と突き放した。畑岸は延長十一回にも右越え二塁打で出塁、勝ち越しのホームを踏んだ。「打てるようトレーニングしてきた」。昨年から体重は10キロ増加。飛距離は格段に上がった。

 延長十一回。帰山慎は2死二塁の好機に、「1番の小林寛弥に打席を回す」意識で右方向に決勝の適時打を放った。

 帰山慎は投げてもエースの重責を果たし11回、計165球を投げ切った。昨年、ケガで思うように練習に参加できない時期があった。冬場は下半身の強化に取り組み、球威やスピードが上昇。この試合では低めのカットボールや内外へのストレートなどが決まった。

 川村忠義監督は「帰山は気持ちが入っていたが、まだ手探りの部分が多い。夏までに技術を高めていきたい」と評価。

 帰山慎は「レベルの高いチーム相手でも自分のピッチングをやっていきたい。皆を信じ、チームを盛り上げていきたい」と先を見据えた。

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