笛の音と掛け声に合わせ勇壮な舞を披露する雲浜獅子=5月2日、福井県小浜市大手町

 福井県小浜市城内1丁目の小浜神社の例祭「お城祭り」が5月2日始まった。県無形民俗文化財の雲浜獅子などが雲浜地区内を勇壮に巡行。笛やかね、太鼓の音色と威勢よい掛け声が市街地一帯に響いた。

 雲浜獅子は、1634年に小浜藩主・酒井忠勝が川越藩主から小浜へ国替えになった際、演者も連れてきたのが由来とされる。老若2頭の雄獅子が1頭の雌獅子を巡って争う恋物語を表現している。

 同市一番町区の雲浜獅子の本陣では午前10時すぎ、大人と小中学生、小学3年生の3組が舞を披露。笛の音に合わせて体の前に付けた太鼓を打ちながら、大きく頭を振ったり足を後ろに蹴り上げたりした。雌獅子役の佐藤桃香さん(小学3年)は「初参加だった昨年より自信を持って踊りたい」と笑顔を見せ巡行に出発した。ほかの区による棒振り大太鼓もあり、迫力ある棒さばきが披露された。

 最終日の3日も地区内を練り歩き、雲浜獅子は午前11時ごろ、みこしや棒振り大太鼓は午後1時ごろに小浜神社に宮入りして奉納される予定。

 
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