ハンディを背負っても頂点を目指す山本翔大

 そんなハンディを背負っても卓球への情熱は衰えなかった。「がんも足も治る」と信じ、リハビリを兼ね自宅でラケットを握った。初めはボールを思うように返球できず、もどかしかった。競技人口が少なく練習相手がいない中、弟の協力で感覚をつかんでいった。

 大会に出場すると、50歳代の選手の強さに圧倒される。「悔しい。もっと上へ行きたい。そうすれば福井でも選手が増えるはず」。体力は負けていない。技の土台もある。障スポでの金メダルを見据えコントロールを磨く。

 ■山本翔大(やまもと・しょうた) 福井県若狭町生まれ。三宅小4年で卓球を始め、上中中で県大会ベスト16、若狭高で全国選抜大会出場を果たす。国際クラス別パラ卓球やジャパンオープンパラ選手権で決勝トーナメント進出。富山大中退後、通信制大学で心理学を修学中。169センチ、54キロ。23歳。

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 逆境や苦難などを乗り越え、今秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会(障スポ)に挑む福井のアスリートを紹介する。

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