はぴりゅうがデザインされたポロシャツ姿で接客している「幸家」のスタッフ=福井県永平寺町京善

 福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)の開幕まで5月2日で150日に迫った。開・閉会式に出演する著名人が発表され、観覧者の募集が始まるなど本番に向けた準備が着々と進んでいる。機運の盛り上げに一役買おうと県内の飲食店などでは、マスコットはぴりゅうをデザインしたポロシャツをユニホームにして接客したり、競技情報を店内で発信したりといった動きが出ている。

 豆腐・ごまどうふ製造の幸伸食品(福井県永平寺町)は、マスコットのはぴりゅうが左胸にデザインされた白色のポロシャツを従業員のユニホームとしてそろえた。同町京善にある直営店「幸家」では4月下旬からポロシャツ姿で接客している。大本山永平寺に続く店の前の国道沿いには、国体・障スポの開催と「みんなでチカラを合わせて成功させよう」とメッセージを掲げた看板を設けた。

 同店は大本山永平寺を訪れた際に立ち寄る県外客が半数以上で、久保透社長(48)は「今年の国体・障スポが福井で開かれることを知らない県外客へのPRになる。県内の多くの店舗や企業のスタッフがはぴりゅうのポロシャツを着ていれば、おのずと開催ムードは高まるはず」と、動きの広がりを期待する。

 県内のパン店24店舗でつくる「ぼくたち福井のジャムおじさんの会」は、大会期間中に国体・障スポの運営ボランティアにパンを振る舞う「福井のパンで元気1000倍プロジェクト」を展開することを決め、4月にはぴりゅうをデザインしたポスターを作った。

 同会では店ごとに担当競技を決め、会場や日程、見どころを店内で紹介していく。発起人でパン工房ポレポレ(福井市)の青山宗敬社長(53)は「50年に1度のイベントの力になれれば」と力を込める。

 同会は、2011年の東日本大震災の際、被災した子どもたちを元気づけようと、アンパンマンの顔の形をしたあんパンを送るプロジェクトを展開した。青山社長は「当時僕たちのパンを食べた子どもたちが、国体・障スポの選手として福井に来てくれればうれしい」と話している。

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