敦賀気比―坂井 三回表坂井1死二塁、石川雅晴が右中間に適時二塁打を放つ=福井県営球場

 【第140回北信越地区高校野球福井県大会準々決勝・坂井7―4敦賀気比

 つなぐ坂井の本領発揮だった。私学勢のような豪快さこそないが、13安打に小技を絡め、こつこつと1点ずつ加えた。川村忠義監督は「うちらしい野球ができた」と納得顔だ。

 敦賀気比との対戦は夏を占う。「今回は重要なゲーム。誰であろうと、つなぐ野球をする」と川村監督。1―0の三回、3番帰山賢也が犠打で走者を二塁に進め、4番石川雅晴が右中間二塁打を放った。

 象徴的だったのは1点返された直後の七回。先頭の帰山賢が安打を放つと、続く石川がバント。その後三進し、敵失で追加点を挙げた。石川は「チームが勝つためには打つだけでなく、つなぐことが大事。次の1点、次の1点と集中していた」と振り返った。

 九回は5番沢嵜一輝の犠打で1死二、三塁とし、田辺秀太の2点適時打で突き放した。昨夏の甲子園経験者が残り、脈々と受け継がれる、つなぐ攻撃はさらに磨きがかかっている。「目標とする敦賀気比に勝ったのは自信になる」。打倒私学に燃える指揮官は、夏への収穫を口にした。

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