高田育昌氏

 6月10日告示、同17日投開票の福井県大野市長選挙に、市議会議員の高田育昌氏(57)=同市泉町=が4月30日、立候補する意向を表明した。記者会見で「市民目線の行政を目指す」と意欲を語り、小中学校の再編を第一の課題に挙げ「現計画は白紙に戻させていただきたい」と述べた。

 市長選を巡っては既に元市職員の石山志保氏(43)=同市菖蒲池=が立候補を表明しており、8年ぶりの選挙戦となる見通し。

 高田氏は市内で開いた記者会見で、公約として学校再編計画の見直しや高齢者重視の公共交通整備、地場産品の販売推進などを掲げた。

 その上で、小学校2校、中学校1校とする再編計画について「非常に唐突で(財政の)経営効率だけを重視している。地域の実情に合った緩やかな再編が必要」と主張した。また、市文化会館の移転新築計画に関し「市財政は非常に厳しい。千人規模(の客席)とされるが、もう一度市民に問い掛け、身の丈に合ったものでいいのではと感じている」と見直しを訴えた。

 地場産品の販売促進では「中部縦貫自動車道(の延伸)がチャンス。市民の所得向上へ、広報だけでなく営業をしていきたい」と話した。

 高田氏は金沢経済大(現金沢星稜大)中退。家業の酒類販売業やIT企業の役員を経て2015年、市議に初当選した。市会では最大会派「天空おおの」に所属している。

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