小学生将棋名人戦で優勝した間悠亜君=4月29日、東京都港区のチサンホテル浜松町

 将棋の小学生日本一を決める第43回小学生将棋名人戦(日本将棋連盟主催)の決勝大会が4月29日、東京都内で開かれ、西日本代表の間悠亜(とい・ゆうや)君(福井県永平寺町松岡小4年)が優勝した。福井県の児童が制するのは初めて。

 小学生名人戦は多くのプロ棋士を輩出し、過去の優勝者には羽生善治二冠、渡辺明棋王などがいる。日本将棋連盟によると小学4年生の優勝は過去4回あり最年少タイ記録。間君は大会に出場した全国3831人の頂点に立った。

 間君は県予選で優勝し、3月に行われた西日本大会で代表2枠に入り、県内から14年ぶり2人目の決勝大会進出を決めていた。大会では東西代表の計4人がトーナメントを繰り広げた。

 間君は初戦の準決勝で、同じ西日本代表の岡崎忠伸君(宮崎県・小6)と対局。序盤から攻め込み、中盤も手堅くまとめて快勝した。決勝は東日本代表の長澤魁君(愛知県・小5)と対局し、互いに守りを固め中盤までは互角の展開。終盤にかけ相手の攻めを受けて守りを固めた上で反撃し、最後は王手をかけ続け見事、勝利を収めた。

 表彰式では同連盟会長の佐藤康光九段から賞状やトロフィーを受け取った。

 間君は幼稚園の年長時に将棋を始めた。ここ数年で急激に実力を伸ばし、昨年は県大会全学年で初優勝。今年2月には北陸ジュニア棋王戦(石川県)小学生の部の最年少優勝記録を塗り替えている。

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