「ふくい泣き相撲」で赤ちゃんの思わぬ張り手に力士も痛そう=4月29日、福井県護国神社

 子どもの健やかな成長を願い、泣きっぷりを競い合う「ふくい泣き相撲」(福井新聞社後援)は4月29日、福井県護国神社(福井市)で行われた。大相撲力士に抱えられた赤ちゃん力士が“横綱級”の大きな泣き声を響かせると、会場は笑顔に包まれた。

 県護国神社崇敬会が開いており11回目。過去最多となる生後6カ月から1歳半までの赤ちゃん約400人が参加した。大野市出身の湊川親方(元小結大徹)が特別審判部長を務め、親方が所属する二所ノ関部屋の力士3人が抱っこするなどした。

 家族が付けたしこ名の読み上げと同時に、鉢巻きを巻き、かわいい化粧まわしを着けた赤ちゃんが土俵入り。力士と行司が驚かせると、赤ちゃんは顔を真っ赤にして「ぎゃーん」と大泣きした。

 取組が始まる前から泣く赤ちゃんがいた一方で、驚かされても指しゃぶりを続け、きょとんとした表情を崩さない“大物”も。集まった家族らは、愛らしい赤ちゃんの姿に目を細めていた。

 大泣きした1歳の三田村咲良ちゃんの父、信雄さん(37)=福井市=は「家でも元気に泣いているので、いつも通りで良かった。みんなに笑顔の花を咲かせる子に育ってほしい」と笑みを浮かべて話していた。

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