福井県警本部=福井市大手3丁目

 福井県発注工事に関する情報を入札前に業者に漏らしたとして、福井県警が地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで元県職員の40代男性を4月27日に書類送検したことが、関係者への取材で分かった。

 元県職員に情報を漏らすよう唆したとして、同県大野市内の土木工事業者元社長の50代男性も同法違反(唆し)の疑いで同日書類送検した。

 関係者によると、元県職員は県奥越農林総合事務所に勤務していた2015年ごろ、県が発注する大野市内の河川での土木工事入札前に、工事に関する情報を業者側に漏らした疑いがある。工事はこの業者が落札した。

 県によると元県職員は今年2月下旬に退職した。退職金は出ていない。

 関係者によると元社長は昨年11月に代表取締役を辞任している。

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