一足早く野外恐竜博物館で化石の発掘体験を楽しむ児童=4月27日、福井県勝山市北谷町杉山

 福井県立恐竜博物館(勝山市)は4月28日の野外恐竜博物館再開を前に、地元小学生を招いた発掘体験会を27日開いた。子どもたちは恐竜の化石を求めハンマーを石に振り下ろし夢中になっていた。

 野外恐竜博物館は2014年にオープン。バスで恐竜化石が見つかった同市北谷町杉山の手取層群北谷層(約1億2千万年前)の発掘現場を訪れ、現場の石を使った発掘体験ができる。“発掘の本場”で体験できるため人気が高く、これまでに13万4588人が訪れている。

 この日は市内の荒土、鹿谷、野向の3小学校の児童86人が招待され、一足早く発掘を体験した。

 県立恐竜博物館前で行われたセレモニーでは、竹内利寿館長が「夢のある恐竜の谷でぜひ化石を見つけてください」とあいさつ。児童らは3台のバスで現地へ向かった。

 発掘体験の会場では児童はゴーグルを装着。化石がありそうな石を品定めし、ハンマーで石を砕いていった。多くの児童が貝や植物の化石を見つけたほか、発見がまれな動物の歯の化石も出ていた。植物の種の化石を見つけた男児は「すごくうれしい。家族に見せたい」と目を輝かせていた。

 野外恐竜博物館は11月4日まで。1日2~6回県立恐竜博物館から2時間のバスツアーがある。原則、事前予約が必要。料金は一般1200円、高校生・大学生千円、小学・中学生600円。

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