福井県警福井署=2012年、福井市開発5丁目

 福井県福井市内でわざと追突事故を起こして接骨院施術費などの自動車保険金約870万円をだまし取ったとして、県警福井署や県警交通指導課などの合同捜査本部は4月25日、詐欺の疑いで20~40代の男女7人を逮捕した。

 逮捕したのは▽福井市、自称会社経営稲健一(37)▽同市、トラック運転手牧田広幸(42)▽同市、建設作業員橋本晃良(37)▽同市、無職川岸詩歩(27)▽石川県金沢市、無職梅原譲(36)▽富山県富山市、会社員渋谷博司(35)▽福井県坂井市、柔道整復師米納津仁(44)―の7容疑者。

 逮捕容疑は共謀して2016年2月6日午後6時半ごろ、福井市光陽2丁目の市道で、稲容疑者運転、牧田、橋本、川岸容疑者同乗の乗用車を、停車中だった梅原容疑者運転、渋谷容疑者同乗の乗用車にわざと追突させ、腰や首にけがをしたとして米納津容疑者が営む接骨院に通い、保険会社から見舞給付金や施術費など約870万円をだまし取った疑い。

 県警は7人の認否を明らかにしていない。

 稲容疑者が福井署に物損事故として届けたのに、6人が接骨院に長期間通ったとしていることや、過去にも複数の交通事故を起こしていたことから福井、福井南、あわら、坂井、鯖江、越前各署と県警交通機動隊、高速隊、交通指導課が今年1月に合同捜査本部を立ち上げ捜査していた。さらに余罪がないか調べている。

 稲、橋本、川岸の3容疑者は、17年11月28日に同県越前市内でも偽装した単独事故を起こし保険金をだまし取ったなどとして、詐欺などの疑いで逮捕、起訴されている。

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