出荷がピークを迎え、次々と製造されるご当地炭酸飲料「さわやか」=4月24日、福井県福井市上野本町の北陸ローヤルボトリング協業組合

 鮮やかな緑色にシュワシュワした飲み口。福井県のご当地炭酸飲料「さわやか」がおいしく感じられる季節になってきた。ゴールデンウイーク(GW)を控え、製造元の北陸ローヤルボトリング協業組合(福井市上野本町)は大量生産態勢に。県内限定の「昭和の味」が出荷のピークを迎えている。

 メロン味で、子どもでもごくごく飲める微炭酸が特徴。白山水系の地下水をくみ上げ、果糖ブドウ糖液糖や酸味料を加えて仕上げる。4月は通常の約4~7倍に当たる500ミリリットルペットボトル約5万本を製造。24日も甘い香りが漂う工場で、作業員6人がボトル充填や箱詰めの作業にフル回転していた。

 発売は1978年。当時取り扱いの中心だった駄菓子屋は次々と姿を消したが、近年また売れ行きが伸びている。「小さい頃に飲んだのを親世代が懐かしがり、子どもにも広まっているのでは」と同組合の森田英昭代表理事(67)。出荷先は県内のみとあって、GWやお盆にはケースごと“大人買い”していく帰省客もみられるという。

 
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