70回目を迎えた煎抹各流大茶会=4月22日、福井県福井市の足羽山

 福井県内の茶道13流派による第70回記念煎抹各流大茶会(県茶道連盟和光会、福井新聞社主催、県文化協議会共催)は4月22日、福井市の足羽山公園で開かれた。新緑まばゆい初夏の陽気の下、市民ら約4500人が野だての優雅な風情を堪能した。

 和光会加盟の各流派が茶席を設け、シャクナゲや菜の花、フジといった季節の草花や流木を飾るなど趣向を凝らした。茶席の「亭主」が流れるような美しい作法でお点前を披露、あでやかな着物姿の女性らが和菓子を提供し、来場者をもてなした。

 公園を彩る若葉と野だて用の朱傘が優美な空間を演出。訪れた人は、ふくよかなお茶の香りと風情を楽しみ、伝統文化の奥深さを味わっていた。進明中茶華道部の大牧ゆりさん(2年)は「学校で習う動作と違い勉強になりました。野だてでいただくお茶は格別で、おいしかったです」と笑顔で話した。

 
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