視線の先に福井国体での快走を描く陸上男子短距離の村田和哉=福井県福井市の福井運動公園室内練習場

 走りはしなやか。陸上経験が少ない分、技術の吸収は早い。1巡目福井国体で高校男子100メートル3位の清水正代監督の指導を受け、14年に100メートルで10秒29の県新記録を樹立。更新を目指し、世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)らの動画を見て全身を使った走法を研究する。

 昨秋の愛媛国体は成・少年男子共通400メートルリレーで福井のアンカーとして8位に入った。「福井国体は100メートルが上位入賞、最終種目の400メートルリレーは優勝が目標」。会場の9・98スタジアムでは昨秋、男子100メートルの桐生祥秀が日本人初の9秒台をマークした。「うれしい半面、現役選手なので悔しさもある。次は自分が福井を盛り上げたい」。トラックで炎の闘志を燃やし続ける。

 ■村田和哉(むらた・かずや) 福井県福井市生まれ。麻生津小でソフトボールを始め、足羽中では軟式野球の全日本少年大会で福井クラブの一員として初優勝。福井商業高で夏の甲子園に2度出場した。法政大在学中に陸上を始め、地元企業に就職後、実業団のユティックに移った。100メートルの自己ベストは10秒29。176センチ、70キロ。越前市在住。28歳。

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 逆境や苦難などを乗り越え、今秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会(障スポ)に挑む福井のアスリートを紹介する。

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