男女が相撲に親しんでいる写真を採用した「わんぱく相撲おおの場所」の本年度ポスター=4月16日、福井県大野市内

 県相撲連盟の県下総合選手権にも、小中高生の女子選手が出場している。同連盟の福島祐樹強化部長は「アマチュアで女子が土俵に上がるのは普通になった」とし、逆に女子選手の増加を歓迎する立場だ。「アマチュアが最終的に目指すのは五輪種目にすること。柔道やレスリングのように、男女ともレベルが上がらないと選ばれない」と語る。

 福井農林高の相撲部には3人の女子部員がいる。普段から男子の胸を借りて稽古に励み、日本女子相撲連盟が年間を通して開く国際・全国大会で、県外選手としのぎを削っている。ただ、中学3年の1人を除いては県内に次世代の選手候補が現れておらず、選手育成が課題になっている。

 神事に由来する大相撲に対し「アマチュアは全然考え方が違う」と福島強化部長。女子のけが防止に関しては「相撲はけがも覚悟の上の競技だが、アマなら同年代同士の取組になる。力士と女児の場合は力の差がありすぎる」とし、日本相撲協会の方針には一定の理解を示した。

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