いまだ巨大な雪山が残る城下町南広場=4月16日、福井県大野市天神町

 この冬、最大積雪177センチを記録した福井県大野市街地で、市役所横の城下町南広場にはいまだ巨大な雪山が残っている。暖かい日が続き、少しずつ小さくなっているものの「やっと半分ほど解けたかな」と市職員。周囲の桜は緑に変わる季節だが、まだしばらく“鎮座”しそう。

 雪山は昨年12月以降、駐車場からロータリーで吹き飛ばした雪と降雪で高く積み重なった。まとまった雪が降った2月には高さ20メートルを超え、3階建ての庁舎より高くそびえた。4月16日時点で高さ約9メートル、最大幅約40メートル。観光客らが雪山前で写真を撮るなど、季節限定の大野名物になっている。

 今冬の市の除雪委託経費は9億4300万円(当初予算6500万円)となり、旧和泉村と合併した2005年以降最大。春の行事に向け排雪も検討されたが「排雪費用がさらにかかり、とてもじゃないけど…」と市総務課契約管理室の澤田誠司室長。行事に必要なスペースは確保されており「自然に解けるのを待つばかり」と話す。

 福井地方気象台によると、市街地の観測地点では2月13日に177センチを記録し、約1カ月後の3月15日に0センチとなった。4月上旬には7センチの積雪があった。

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