福井藩忍者の出陣時の装備(推測)

幕末の福井城下を描いた絵図には「忍組」と書かれた区画があり、忍者屋敷があったことを示している=松平文庫(福井県立図書館保管)の「御城下之図」から作成

 ■よろいかぶとで出陣か

 黒船来航時、幕府の命令を受けた福井藩は忍者3人を含む272人を江戸に向かわせた。忍者の装備はあらかじめ決められており、黒塗りのかぶとや朱塗りのよろい、小手を身に付け、半弓を腰に差すことになっていた。ほかに忍者特有の道具として、壁やがけを登るために使う、縄の先に鉄製の鉤(かぎ)がついた「打鉤(うちかぎ)」や、雨天時も使えるたいまつなどを携帯。武器や道具を運ぶ「荷物持ち」も付き添うことになっていたという。

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