関電大飯原発3、4号機=2016年3月(福井新聞社ヘリから撮影)

 関西電力は4月11日、福井県おおい町の大飯原発4号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)の原子炉に燃料193体の装荷を完了したと発表した。関電は同日、使用前検査の最終工程に向け原子炉本体の試験使用を求める申請書を原子力規制委員会に提出した。関係者によると、5月9日にも再稼働させる。

 装荷作業は8日開始。使用済み燃料プールに保管していた燃料集合体(長さ約4・1メートル)をクレーンで1体ずつつり上げ、原子炉に入れていった。関電によると、トラブルはなく11日午後0時23分に作業を終えた。

 今後、原子炉容器の上ぶた(直径約5・2メートル、厚さ約2・3メートル、重さ約78トン)の取り付けなどを行う。非常用ディーゼル発電機が正常に起動するかなどを確認する。

 11日に規制委に提出した申請書では5月2日から、原子炉起動に向けて1次冷却水系統の温度や圧力を上昇させて通常運転に近い状態にし、使用前検査の合格日まで原子炉本体を試験使用する。使用するには、規制委の承認が必要。関電は6月上旬の営業運転移行を目指している。

 一方、3月14日に再稼働した大飯3号機は4月10日に原子力規制委員会による最終的な検査に合格し、営業運転に移行した。2019年4月1日から定期検査に入る予定。

関連記事
あわせて読みたい