足羽川の堤防に咲き誇るラッパスイセン=4月10日、福井県福井市渡町

 福井県福井市渡町の足羽川左岸堤防で、のり面約150メートルにわたって植えられたラッパスイセンが見頃を迎えている。かれんな黄色い花が一面を彩り、散歩に訪れた住民らを楽しませている。

 住宅地側ののり面に彩りを添えようと、約30年前に地元住民総出で球根を植え、代々の有志が世話を続けている。ラッパスイセンは、花びらの内側の副花冠(ふくかかん)と呼ばれる部分が、ラッパ状に突き出た姿が特徴。越前水仙より遅い3月下旬~4月中旬に花を咲かせる。

 4月10日の福井市の最高気温は、前日を8・8度上回る21・3度を観測。春らしい陽気が戻った堤防で花々が風に揺れ、散歩中の園児たちが「きれーい」と歓声を上げていた。毎年この時季にサイクリングに訪れる石川県小松市の夫婦は「隠れた見どころを見つけた。友だちに紹介したい」と憩いのひとときを過ごしていた。

 
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