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 映画を観ながら、「ああニューヨークに行きたい!」。そう叫びそうになるほど、今のニューヨークが満載の青春ドラマです。監督は、映画『(500)日のサマー』で注目され、『アメイジング・スパイダーマン』で大成功を収めた今ハリウッドで引っ張りだこのマーク・ウェブ監督。大学を卒業して、人生を模索中の青年が、変わり者の隣人、そして偶然見つけてしまった父親の浮気相手と出会ったことをきっかけに、毎日がなんだか刺激的になっていく。そんなニューヨークでの日々を、サイモン&ガーファンクルなどの名曲に乗せて描きます。

 街中でふとある曲が流れたとき、恋や人生に悩んでいた人生の一瞬を思い出すことってありませんか? この映画は、人生の中でのほんの一片を描いた作品ですが、88分間に映し出される青春の日々は、シーンの一瞬ごとがときめいていて、私はセリフの一行ごとに胸をドキドキさせながら観ていました。

 映画では、「70年代のニューヨークは良かった」なんてセンチメンタルなセリフも出てきますが、悪口は言いながらも結局はみんなニューヨークが大好きなんですよね。ニューヨーカーのマーク監督が、35ミリフィルムで撮影したというニューヨークの街は、なんだか粗くて熱っぽくて、みんなが嫌いだけど大好きなNYへの愛が溢れていました。★★★★★(森田真帆)

監督:マーク・ウェブ

出演:カラム・ターナー、ジェフ・ブリッジス、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン

4月14日(土)から全国公開

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