福井国体前に完成見通しとなった新しい布施田橋(奥)と現在の橋=福井県坂井市春江町布施田新

 福井県福井市―坂井市の九頭竜川で架け替え工事が進められている県道丸岡川西線の布施田橋が、9月末開幕の福井国体前に完成する見通しとなった。2011年度の着工から約7年を経て開通となる。県は坂井市三国町の競技会場へのアクセスが向上するとしている。

 福井市布施田町―坂井市春江町布施田新に架かる現在の橋は1958年に完成した2代目で、老朽化が進んでいる。道幅が狭くて歩道もないことや、総重量5トン以上の車両の通行も規制されているため、通行人や車両の安全確保が急務として、07年度に架け替えが事業化された。

 新しい橋は、現在の橋から上流の南側に架けられ、坂井市側が100メートル、福井市側は200メートル移動する。全長約614メートル、幅10・5メートルで片側1車線の車道北側に幅約2メートルの歩道が設けられる。

 当初は16年度完成予定だったが、用地取得や工法変更などで2年遅れとなった。事業費も構造の変更や労務費の引き上げで、当初の88億円から120億円になる見通し。

 布施田橋を含む丸岡川西線は、北陸自動車道丸岡インターチェンジから坂井市のテクノポート福井につながる幹線道路の一部。国体・障スポ期間中、テクノポート福井スタジアムと三国総合運動公園ではサッカーやフライングディスクが行われるため、県道路建設課の担当者は「選手たちのスムーズなアクセスに活用できる」と話している。

 現在の橋は新橋の開通後に撤去される。完成から、ちょうど60年で役目を終える。

 国体までに、新しい布施田橋のほか、国道8号福井バイパス(福井県坂井市―あわら市)や国道416号大日峠道路(福井県勝山市―石川県小松市)などの開通が予定されている。

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