フランス印象派を代表するモネの油彩画など、英仏の巨匠の名画が並ぶ特別企画展=4月7日、福井市の福井県立美術館

 19~20世紀の英仏の名画を通して、印象派誕生への変遷をたどる福井県立美術館(福井市)の開館40周年特別企画展「ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ-光の芸術 印象派の誕生-」(福井県立美術館、福井新聞社、福井放送でつくる同展実行委員会主催)が4月7日開幕した。フランス印象派を代表するモネや英国の巨匠ターナーをはじめ、ルノワール、セザンヌ、ミレーらの計73点がずらり。初日から熱心な美術ファンが詰め掛けた。

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 英国最初のフランス絵画コレクションで知られるウェールズ国立美術館の名品を並べる展覧会。英仏両国の作家たちの交流にも焦点を当てながら、ロマン主義から印象派、ポスト印象派までを五つの章に分けて紹介している。

 会場でひときわ注目を集めていたのは、モネの油彩画3点。ゴンドラが浮かぶベネチアの運河の情景を描いた「パラッツォ・ダリオ」は、美しく光る水面の表情が巧みな筆遣いで描かれている。

 よく県立美術館を訪れるという前田圭子さん(38)=福井市=は「光や大気を含んだ画家たちの表現の豊かさに魅了された。照明が落とされ、シャンデリアが飾られた会場はいつもの美術館とは異空間。デートにも良さそう」と話していた。同展は5月27日まで。

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