福井県の生徒の英語力

 全国平均でみると、中3で「英検3級程度以上」は4・6ポイント増の40・7%、高3で「英検準2級程度以上」は2・9ポイント増の39・3%だった。政府は20年の東京五輪などを見据えグローバル化に対応するため、17年度までにそれぞれの割合を50%にすることを目標としていたが、達成できなかった。

 英語教員で英検準1級か、それに相当するレベルのスコアなどを取得している割合は中学で1・6ポイント増の33・6%、高校で3・2ポイント増の65・4%。こちらも政府目標を達成できなかった。

 また文科省は同日、全国の中3、高3それぞれ6万人を対象に「読む・聞く・書く・話す」の4技能ごとの到達状況をみた別の英語力調査の結果も公表。中高でいずれの技能も50%に届かず、特に高3では「話す」「書く」の到達割合が2割を切り、発信力に課題が浮かんだ。

 教育実施状況調査は17年12月に実施し、中学は都道府県と政令市、高校は都道府県を集計。中3で英検3級、高3で準2級相当を取得した生徒のほか、取得していなくても学校の成績などを基に教員の裁量で「相当する力がある」と判断したケースも含む。3級は中学卒業、準2級は高校中級相当レベルとされる。

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