現場検証が行われた火災現場=4月4日午前11時30分ごろ、福井県福井市東俣町上空から日本空撮・小型無人機ドローンで撮影

 福井県福井市内で民家や寺など4棟が全焼した火事で、自宅に火を付けて全焼させたとして非現住建造物等放火の疑いで逮捕された同市東俣町、無職西郡時夫容疑者(69)が「家と蔵に灯油をまいて火を付けた」と話していたことが4月5日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、西郡容疑者は現場で「何もかもが嫌になって前から死のうと思っていた」などと話していた。室内で火を付けた後、煙や熱に耐えられず外に出たが、その後、再び火に近づこうとしたところ、現場に駆け付けた消防関係者ら数人に制止されたという。

 県警福井署は5日、西郡容疑者を送検した。送検容疑は3日、自宅と土蔵に放火して全焼させ、隣接する建物に延焼させた疑い。同署で詳しい動機などを調べている。

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