打撃練習を行う金津の選手たち=3月13日、福井県あわら市の金津高校グラウンド

齋藤滋監督

 坂井の川村監督は「もちろん国体は出場したい。福井県の高校野球を盛り上げたい。たくさんの方に見に来てもらい、高校野球の面白さがさらに広まれば」と意欲を示す。

 軟式の部は、昨年は啓新が春、夏、秋の県大会を制し北信越大会に出場したが、いずれも初戦で涙をのんだ。国体出場に向け、底上げが急務だ。

 ■自主性重視信頼厚く 金津高・齋藤滋監督

 「選手と二人三脚」が基本スタイル。昨年秋の福井県大会で優勝を果たした金津の齋藤滋監督(50)。「自分の仕事は、子どもたちの『勝ちたい』という目標を手伝うこと」。自主性を重んじた指導を心掛けている。

 高志高、金沢大卒。2000年、武生商で初めて監督として指揮を執った。赴任7年目の第79回選抜大会では、出場こそならなかったが、県勢で初の21世紀枠の北信越候補校に選出された。一度学校現場を離れ、11年から金津を指揮。当時は「練習のための練習をしていた」。勝つための最短距離として打撃に特化した練習にかじを切った。

 チームの雰囲気が変わり始めたのは、13年秋の県大会。目標だった8強に入り、準々決勝で福井工大福井に2-7で敗れた。「何が足りないのか、選手自身が考えるようになった」。“考える野球”が築かれ、後輩に受け継がれるようになった。

 選手との信頼関係は厚く「互いのかゆいところに手が届くようになった」と手応えを感じている。昨秋、金津を初優勝に導き、齋藤監督が指揮するチームが再び21世紀枠の北信越候補校に選出。今回も出場は逃したが「このチームはもっと強くなる」と夏の大舞台を見据えている。

福井市
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