子どもの医療費の窓口無料を周知するポスターと受給証の見本=福井県庁

 未就学の子どもの医療費を病院の窓口で支払わなくてもよい制度が、4月1日から福井県内全域でスタートした。小・中学生は自己負担金(1医療機関あたり原則月額500円、一部の市町では無料)のみを支払う。制度を利用するには、3月中に居住自治体から送付された新しい「子ども医療費受給者証」を医療機関に提示すればよい。

 これまでは医療機関の窓口で自己負担分を全額支払い、後で助成分が指定口座に振り込まれる「自動償還払い方式」だった。今後も負担額は変わらないが、より手軽でスムーズな受診が可能になった。

 利用の手順は、医療機関で(1)受給者証と健康保険証を提示する(2)診察を受ける(3)自己負担金がある人は支払う。

 ▽受給者証を持参しなかった▽県外の医療機関を受診した▽窓口無料化に対応していない医療機関を受診した-場合はいったん費用を支払って領収証をもらい、後日住んでいる市町の担当課で払い戻し(後日指定口座に振り込み)の手続きをする必要がある。

 健康保険が適用されない診察や、日本スポーツ振興センターの災害給付の対象となることがある学校や保育所でのけがなどは窓口での支払いが必要。

 福井県子ども家庭課の担当者は「新制度が子どもの病気の早期発見・治療につながってほしい」と話す。ただ「夜間や休日に子どもが急病になり心配な際は、医療電話相談=電話#8000または電話0776(25)9955=をまず利用してほしい」と呼びかけていた。

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