職員の着服についての会見で謝罪するJAたんなんの牧野正男組合長(左から4人目)ら=3月19日、福井県鯖江市上河端町のJAたんなん本店

 JAたんなん(本店福井県鯖江市上河端町、牧野正男組合長)は、顧客から集金した定期積金や共済金の掛け金計約225万円を着服した河和田出張所(同市西袋町)の20代男性職員を懲戒解雇処分とすることを4月2日までに決めた。既に全額を弁済していることから刑事告訴はしない方針。

 3月27日に賞罰委員会を開き、職員の処分を決定。上司7人も同日付で減給などの処分とした。役員への対応は4月末の定例理事会で決める。

 同JAによると職員は昨年9月~今年3月、担当の顧客87人のうち40人から預かった定期積金などの計約358万円を、不正に入金処理を遅らせて流用したり穴埋めしたりした。入金が2カ月以上遅延すると別の職員が問い合わせるため、1カ月の遅延で済むよう処理。7カ月間で顧客20人の約225万円を入金せず着服した。

 発覚後に同JAが行った調査の結果、この職員が以前勤務していた支店も含めその他の被害はなかった。

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