国道8号・福井県敦賀市挙野-田結のバイパス整備検討

 国土交通省は3月30日、津波浸水や土砂崩れ発生の恐れがある国道8号の福井県敦賀市田結―挙野間(約5キロ)のバイパスの新規事業化を発表した。「敦賀防災事業」として国の2018年度予算で調査設計費1億円を計上。過去の大雪で大規模な通行止めが発生した区間でもあり、雪害対策にもなる。

 同市田結から南越前町大谷間の15・5キロは、道幅が狭く急カーブや急勾配が連続する箇所が多い。13年9月の台風や15年2月の大雪などで、長時間にわたる通行止めも発生している。両市町などが15年に建設促進期成同盟会を結成し、バイパス整備を働きかけている。国交省は16年度から検討に着手。田結―挙野間を特に対策が急がれる範囲としていた。

 今月19日の有識者検討会で整備ルート案が示されており、現道の東側に直線的な3・8キロのバイパスを造る方針。事業化を受け西川一誠知事は「大雪対策としても重要な区間で、非常に喜ばしい」とコメント。渕上隆信市長も「市の悲願であった区間。今後も国交省と連携して取り組むとともに、残る南越前町までの区間についても早期事業化の実現を目指す」とした。

 18年度予算で国道8号関連はこのほか、老朽化対策として敦賀市の泉跨線橋、鳩原跨線橋を架け替える。それぞれ2千万円、1億8千万円が付いた。福井国体までに開通の福井バイパスには9億1500万円。

 また、国道417号冠山峠道路は福井県側が13億円、岐阜県側が22億円で、トンネル工事などを進める。

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