青空の下、次々と天日干しされる提灯=27日、福井県坂井市三国町北本町4丁目

 4、5月に福井県内各地で行われる春祭りに向け、福井県坂井市の「いとや提灯店」で祭りを彩る提灯作りがピークを迎えている。出番を待つ大小さまざまな提灯が天日干しされ、心地よい青空の下で風になびいている。

 福井地方気象台によると、27日の県内は高気圧に覆われ、最高気温が勝山市22・6度、大野市22・5度とともに3月の観測史上最高を記録するなど、各地で4月中旬から5月下旬並みとなった。

 坂井市三国町でも最高気温が5月上旬並みの19・4度まで上がり、絶好の天日干し日和になった。同市三国町北本町4丁目の同店倉庫横で、店主の畑峰雄さん(62)さんらが直径40センチ、高さ90センチのものを中心に約40個を次々と干していった。

 同店では提灯の骨組みから和紙の貼り付け、絵付けまで一貫して行っており、天日干しは仕上げの作業となる。防水用の油を塗り、10日間ほどかけて乾かす。5月下旬までに約300個を手掛ける。

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